「転職先が決まってから退職するなんて、頑張っている同僚や上司への裏切りなんじゃないか」
「裏で転職活動してたことを何か言われないだろうか…」
と、不安に感じる方も多いと思います。

私も退職を伝える時は裏切り行為なんじゃないかと、ドキドキしました…
結論から言うと、まったく裏切りではありません。
本記事は、転職エージェントなどを活用しながら4回の転職をしている筆者(退職を3回伝えている私)がそんな不安を抱える方に向けて書いています。
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この記事を読めば、「裏切りになるのか」や「転職先が決まってから退職するメリット」、「裏切りに感じてしまう理由」、「退職を円満に伝える方法」などを解説していきます。
転職先が決まってからの転職は裏切りか
結論、全く裏切りではありません。

気にする必要なし!そういう人は世の中にたくさんいるし一般的!
むしろ最適なタイミングで、賢明な判断です。
そもそも退職は「労働者の権利」です
退職は、法律(民法第627条)で認められた労働者の正当な権利。
つまり「転職先が決まってから辞める」ことは、裏切りでも何でもなく、ごく当たり前の行動なのです。
転職先が決まってから退職するのは合理的!
転職先が決まってから退職をする・伝えるのは、今後のキャリアを考えたときに合理的な判断といえます。
ここからは、その理由を2つ解説していきます。
理由1:後悔のない転職活動ができる
一つ目は「後悔のない転職活動ができるから」。
現在の会社を辞め、一旦「無職」になってから転職活動をすると、どうしても「早く働かなければ…!」と焦ってしまいます。
そうすると、どうしても転職先の選定に妥協が生まれてしまいます。

少し給料安くても、生活費が必要だから早く働かなきゃ…とかね
ところが、現職でしっかりと給料をもらいつつ、転職活動に取り組んでいれば、最初に内定が出たところに焦ってすぐ入社するということがなくなります。
結果、満足のいく転職先を選ぶことができるのです。
理由2:退職時に引き止めされにくい
二つ目は「退職時に引き止めされにくいから」
退職時に次の転職先が決まっていないと、現職の会社から引き止められられやすくなります。

人員補充もあるから半年くらいは残ってもらわなきゃ!…とかね
すると「次もまだ決まってないし…」と、ズルズルと会社の希望通りの期間を飲んでしまいがち。
次第に転職活動に熱が入らなくなってしまう恐れもあります。
やはり、次の転職先を決めてから退職を伝えるのが賢い選択だといえるでしょう。
しっかりと転職先を決めるためには転職エージェントの活用をおすすめしています。
どれくらいまでに辞めたい、転職先を決めたいというスケジューリングもしっかりと行なってくれるので、まだ使っていないという方は検討してみてください。
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なぜ裏切りに感じてしまうのか

仲のいい同僚や上司と働いてきたのに自分だけ転職する、これに対し罪悪感を覚えてしまう人がいます。
なぜか。
それは、その企業で一生懸命働かせてもらったからだと思います。
周りに助けてもらいながら、時には失敗しながら、懸命に働いてきていれば、周りや会社に対して恩義を感じるのは当たり前。
私自身がそうでした。
休職明けにたくさん気にかけてもらったにもかかわらず、辞めると伝える時「あれだけよくしてもらって、何も恩返しできないまま辞めるなんて、自分は薄情だ」と本気で思いました。
ですが、自分が転職をすると伝えたときは気持ちよく送り出してくれました。
余計な心配だったわけです。
もし転職を裏切り行為だと感じているのであれば、それはお世話になったことの裏返し。
今までお世話になったことに対して、自分の言葉を尽くして感謝を伝えましょう。
退職を円満に伝える方法3選
転職先が決まってから退職する(退職を伝える)ことが問題ないとわかりました。
では、どのように退職すれば周りに迷惑をかけず、退職ができるのでしょうか?
気持ちよく退職をするための円満な伝え方を3つご紹介します。
1ヶ月以上前に退職を伝える
これまでの感謝を伝える
しっかりと引き継ぎの意思を伝える
1ヶ月以上前に退職を伝える
できれば1ヶ月以上前に退職の意向を伝えるようにしましょう。

法律では2週間前でいいんだけど、1ヶ月以上前に伝えるのがベター!
民法では下記のように記されており、退職の意思を伝えてから2週間すれば、会社の承諾がなくても退職することができます。
雇用は、解約申込の後2週間を経過したるに因りて終了する
参考:厚生労働省ウェブサイト
しかし、2週間前で辞めるとなるとバタバタしてしまうのは事実です。
欠員を採用するにも数ヶ月の時間を要しますし、別業務を抱える同僚や上司へ引き継ぎもしなくてはいけません。
そのため、余裕を持って1ヶ月前より前に伝えるのがいいでしょう。
引き継ぎなどのために猶予の時間をとってくれたことは周りにも伝わります。
転職先の入社日にもよりますが、可能な限り現職の会社にも配慮してあげることが円満な退職につながります。
これまでの感謝を伝える
退職を伝えるのは最初が直属の上司、その後に同僚たちになります。
その際に必ず感謝を伝えるようにしましょう。

今まで大変お世話になったので心苦しいのですが…
というような切り出し方も良さそう!
伝える上司や部署のメンバーには、感謝の意を示す具体的なフレーズも紹介しておきます。
〇〇部長や同じ部署の皆さんには、大変お世話になったのでお伝えするのが心苦しいのですが、一身上の都合で退職させていただきたく…。入社以来、至らない点も多かったと思いますが、温かくご指導いただけたおかげで成長できたと感じています。
ひょっとすると少し冷たい態度をとる人もいるかもしれませんが、感謝されて嫌に思う人はいません。
それでもこれまでお世話になったことに対する感謝を伝えておけば、円満に退職することが可能です。
もう一つポイントで、現職への不満があってもグッと堪え、自分が描いたキャリアを実現するために転職すると伝えると前向きな印象になって、吉です。
しっかりと引き継ぎの意思を伝える
大前提、社会人とし引き継ぎをするのは当たり前。
その上で、退職を伝える際にも「引き継ぎをしっかりしたい」という意思を伝えましょう。

お時間がある時に引き継ぎのスケジュールを相談させてください!
と、伝えておくと前向きな印象がありますよね
伝え方のセリフ例を紹介します。このように伝えて、最後までしっかりと会社に貢献するという意思を見せるようにしましょう。
退職日は○月末で考えております。引き継ぎはしっかり行いたいと思っていますので、スケジュールを相談させてください。
私の経験上、意外にも引き継ぎが中途半端で辞めていく人も多いです。
有休消化などがあり、仕方のない部分があるとはいえ、引き継ぎをしっかりしてくれた人はかなり好印象にうつります。
裏切りという後ろめたい気持ちを残さないために、自分の退職後に業務がうまく回るよう、責任を持って最後まで引き継ぎする意思を示しておきましょう。
退職を伝えるベストタイミング
転職先が決まったら、なるべく早く退職を伝えたいところですが、タイミングによっては自分が損をしてしまうこともあります。
円満退職のためにも、伝えるタイミングはしっかり見極めましょう。
ボーナス支給後がベスト
繁忙期は避ける
転職先の入社日から逆算する
ボーナス支給後がベスト
退職を伝えるタイミングとして、最もおすすめなのはボーナス支給日の直後です。

ちょっと打算的な感じもしますが、
ボーナスは自信を持ってもらいましょう!
会社によっては「退職予定者にはボーナスを支給しない」「退職の意思を示した時点で減額する」という規定を設けているケースがあります。
支給日を確認した上で、振り込みを確認してから退職を申し出るのが賢明です。
ボーナスをもらってから退職を伝えることに罪悪感を感じる方もいますが、ボーナスはこれまで働いた正当な対価です。遠慮する必要はありません。
繁忙期は避ける
職場の繁忙期に退職を切り出すのは、できれば避けましょう。
上司も余裕がない状態では冷静に話を聞いてもらえず、感情的になるリスクがあります。
自分の業務が落ち着いているタイミング、または上司が比較的ゆとりを持って対応できる時期を選ぶことで、スムーズに話が進みやすくなります。
転職先の入社日から逆算する
退職を伝えるタイミングは、転職先の入社日から逆算して決めるのが基本です。
退職を申し出てから実際に退職するまでに最低1ヶ月、引き継ぎを丁寧に行うなら2ヶ月程度を見ておくと安心です。転職先の入社日が決まったら、そこから逆算してギリギリにならないよう早めに動きましょう。

「入社日が来月なのに、まだ退職も伝えてない!」とならないよう、
内定承諾したらすぐに動くのがポイントです!
なお、転職先から「できるだけ早く来てほしい」と言われている場合は、正直に「現職の引き継ぎのために〇ヶ月ほど必要です」と伝えて調整しましょう。入社日の交渉は転職エージェントを通すとスムーズに進みやすいです。
円満退職が重要な理由
「どうせ辞めるんだし、適当でいいや」と考えがちですが、こういう考え方にはワナがあります。
なぜなら、円満退職は今後のキャリアにつながる可能性があるからです。

何回も転職してると、前職の知り合いがツテになったりします!
例えば、リファレンスチェック。
※リファレンスチェック=過去に自分と働いたことがある人に自分を評価してもらうもの。企業によっては入社前にこれを課すところがあり、評価が低いと入社させない可能性もあります。
私自身は全ての会社で同僚たちとは円満にお別れできてるので、転職の際にリファレンスチェック(※)があった際などは元同僚や上司に協力してもらっています。
そのほかにも、転職活動を始めた際に元同僚や上司の人脈でいい会社を紹介してもらえたりすることもあります。
気持ちよく円満退職することは、今後のキャリアのためにも実は重要なのです。
裏切り者と言われてしまったら?

「転職するのは会社に対する裏切りなのかな…」と気を揉んでしまう人がいる一方で、退職を伝えたら「裏切り者!」と言われてしまうケースもあります。
そういう会社であれば辞めて正解だったと思いましょう。
もちろん、罪悪感を覚えてしまうかもしれませんが、会社というのは退職者が出ても回るように運営しているものです。
もし、一人や二人辞めたところで業務が滞ってしまうのであれば、会社の管理不足。
にもかかわらず、感情的に「裏切り者!」と言ってくるような職場は離れて正解だと思います。
悔しいかもしれませんが、言い返したりはせず、退職日までなるべく穏便に過ごしましょう。
とはいえ、高圧的な態度を取る上司がいる職場だった場合、退職を伝えるのは恐怖そのもの。

以前、辞める人に対して怒鳴りつける社長に会ったことあります…
そういう時は退職代行も視野に入れてみてください。
▼おすすめの退職代行
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| 料金 | 21,800円 | 21,800円 | 25,300〜77,000円 | 20,000円 |
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退職できなければ 全額返金保証あり |
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| 即日退職 | 可能 | 可能 | (支払い/契約後なら) 可能 |
可能 |
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不可 | 不可 | 可能(プランによる) | 不可 |
| 運営元 | 合同労働組合 「toNEXTユニオン」 |
合同労働組合 「toNEXTユニオン」 |
弁護士法人 ガイア総合法律事務所 |
民間企業 ネルサポート株式会社 |
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退職代行を使わず、円満退社をするのが理想ですが、それをさせてくれないような会社もあります。
最後の一手として「退職代行」を持っておくと、心のお守りになるのでおすすめです。
私も以前、小さい会社で社長から嫌われ、パワハラを受けながら辞めた経験があるので、離れるべき職場はさっさと離れるべきだと言い切れます。
その時の体験は下記の記事で詳しく書いているので、ぜひ読んでみてください。
よくある疑問
退職に罪悪感がある…どうすればいい?
罪悪感を感じるのは、それだけ真面目に働いてきた証拠です。
ただ、退職は誰にでもある当然の選択であり、後ろめたく思う必要はありません。
感謝の気持ちを丁寧に伝えれば、円満に退職できます。
少人数の会社で辞めると言いづらい
早めに伝え、引き継ぎに誠実に対応すれば、責任は果たせます。
人数が少ない会社ほど「言い出しにくい」と感じやすいものです。
ですが、会社の都合とあなたの人生は別物なので、切り離して考えましょう。
「裏切り者」と言われ、引き止めにあったら?
引き止めに応じる気がないなら、断って辞めてOKです。
退職は労働者に認められた正当な権利なので、引き止めや非難に従う義務はありません。
どうしても話が進まない場合は、退職代行に相談する方法もあります。
まとめ
転職先が決まってから退職を伝えることは、裏切りでも何でもありません。自分のキャリアを考えた上での、賢明な判断です。
この記事のポイントをまとめます。
- 転職先が決まってから退職を伝えることは裏切りではなく、合理的な選択
- 裏切りに感じてしまうのは、それだけ会社にお世話になった証拠
- 退職を伝えるベストタイミングはボーナス支給後・繁忙期を避けた時期
- 円満退職のコツは「1ヶ月以上前に伝える」「感謝を言葉にする」「引き継ぎの意思を示す」の3つ
- 円満退職は今後のキャリアや人脈にも影響する
- どうしても伝えられない場合は退職代行という選択肢もある
現職の会社での経験を活かし、次の会社で活躍することが最大の恩返しです。
後ろめたい気持ちは捨てて、新しいステージへ進んでいきましょう!
裏切りのように感じてしまうのは、これまで転職をしていない人が陥りやすい思考です。
もし「自分はまだ3年目だし…」と年次を気にしているようでしたら、下記の記事も読んでみてください。
若手の方が転職する際の参考になると思います。
もし「裏切り者」と言われてしまったら、その職場を離れる選択をした自分を褒めてあげてください。
この記事が退職を伝える前に不安になっている方の助けになっていれば嬉しいです。






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