
せっかく入った大企業を
辞めるなんてもったいないかな
こんなふうに自分で思ったり、周りに言われたりして、心が揺れていませんか?
安定した給料、手厚い福利厚生、周りからの評価…大企業を辞めると、確かに失うものもあります。
ですが結論、私は「大企業を辞めてよかった」と言えます。
むしろ、辞めたからこそ見えた景色・得たものがありました。
大切なのは、自分が仕事に何を求めるか確認しておくこと。
この記事では、創業100年以上の東証プライム上場企業を新卒3年で辞めた筆者が
- 大企業を辞めてよかったこと
- 大企業を辞めて失ったもの
- 大企業に向いている人・向いてない人
- 大企業を辞めようか迷った際の対処法
などを、解説します。

・大企業を辞めていいか迷ってる人
・大企業→中小企業に転職してみたい人
これらの方におすすめの記事です!
大企業を辞めてよかったこと

私が大企業を辞めてよかったと感じるのは次の3つです。

得られたことの方が多かったです!
給料が上がった
まず一番実感が大きかったのは、給料が上がったことです。
大企業だから給料が高い、というのは半分合っていて、半分は間違っています。
なぜなら大企業の給与は年功序列型が多く、特に若手のうちは会社の規模ほど給与が高くない設計になっているからです。
一方で転職先の中小企業は転職者が多く、年齢や社歴ではなく、担っている仕事の成果や範囲で給料が決まっているようでした。
その結果、自分のように経験があまりなくても、大企業よりも高い給料を提示してもらうことができました。
出世競争から解放された
次に大きかったのが、出世競争から抜け出せたことです。
通常の出世競争は中小企業でも存在しますが、それに加えて大企業には「学歴による見えないレール」が存在します。
同期入社でも、出身大学によって最初から任される仕事や昇進スピードに差がつくことは珍しくありません。

私の会社は慶應大が強かったです…
自分はFラン大学だったので、同期の中でも期待されていない部類だったので、入社から少し経った時に「この会社で成り上がるのは無理そうだな…」と悟りました。
それに比べて、中小企業は成果を上げた人が評価される土壌が整っていると感じます。
大企業を辞めて、自分のペースで出世を目指せる環境は、心の安定につながりました。
仕事の幅が広がった
3つ目は、任せてもらえる仕事の幅が広がったことです。
大企業では、組織が細かく分業化されているため、若手のうちは限られた範囲の仕事や雑用しか任されません。
私は仕事に直接関係しない下記のことも担当していました。
- ドリンクマシンの補充
- 営業が使う自転車の空気入れ
「経験を積んでから」「もう少し上のポジションになってから」と言われ続けているうちに、数年があっという間に過ぎていきます。
転職先では人数が少ない分、若手ながら重要な、下記のような仕事を任されるようになりました。
- 新規事業の立ち上げ
- 海外展示会への出席
責任は増えましたが、その分成長のスピードも圧倒的に早くなったと感じています。
大企業を辞めて失ったもの

ただし、大企業を辞めたことで失ったものも正直にあります。

いいことばかりじゃないのが正直なところ…ここは隠さず話します!
手厚い福利厚生
一番はっきりと分かる変化は、福利厚生の差です。
大企業にいたころは、
- 家賃補助(1万円以内で寮に住める)
- 退職金制度
- 資格取得の補助/奨励金
が当たり前にありました。
転職先ではどちらもなく、給料が上がった分、実質的な手取りの差は思ったより縮まっているかもというのが実感です。
なぜならこうした福利厚生は、額面の給料には表れない「見えない年収」だからです。
転職を考えるときは、月給の比較だけでなく、制度込みでトータルの待遇を見ておくことをおすすめします。
特に家族がいる場合、家賃補助や退職金はライフプランに関わるため、「残留か転職か」を慎重に天秤にかける必要があります。
周りからの評価・肩書き
そしてもう一つ、地味にこたえたのが、大企業という肩書きと「もったいない」という周りの反応です。
大企業に内定が出た時は「いい会社に入れたね!」「すごい!!」と言われていたため、それを失う怖さはありました。
家族や友人、会社の上司からは「せっかく大企業に入れたのに」と何度も言われました。

悪気がないのは分かっていても、決断が揺らぎそうになりますよね
実際、退職を伝えると「もったいない」と引き止められるのは、大企業に限らずよくあることです。
この揺らぎの正体や会社側の本音について、以前くわしく解説しているので参考にしてみてください。
大企業と中小企業の待遇の違い

「大企業を辞める」と聞くと、給料が下がるイメージを持つ人も多いと思います。

実際どのくらい違うのか、数字で見てみましょう!
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、企業規模別の所定内給与(月額・男性)には次のような差があります。
| 企業規模 | 大企業 (従業員1,000人以上) |
中企業 (100〜999人) |
小企業 (10〜99人) |
| 所定内給与(月額) | 約43万円 | 約36万円 | 約33万円 |
※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の企業規模別データをもとに算出(男性・所定内給与額)。
月給ベースで見ると、大企業と中小企業の差はおよそ1〜2割程度です。
ただし、これはあくまで統計上の「平均」の話です。
実際には、個人の成果や交渉次第で、中小企業でも大企業以上の年収を得ているケースは珍しくありません。
また、伸びている業界・会社の場合は大手企業よりも高い報酬を出しているところも少なくありません。
私自身、転職によって年収が上がりました。(この時、転職したのはネット動画業界)
「大企業=高収入」という思い込みだけで判断せず、自分の市場価値がどこでどう評価されるかを見た方が現実的だと感じています。
大企業に向いてる人・向いてない人

ここまでの内容をふまえると、大企業が合う人と合わない人には、はっきりとした違いがあると感じます。
| 大企業に向いてる人 | 大企業に向いてない人 |
| 安定や福利厚生を重視している | 給与だけでなくやりがいを求めている |
| 大勢の出世競争で勝ち抜きたい | 仕事の幅を増やしたい |
| ブランドや肩書きに価値を感じる | 自分の事業や起業に興味がある |

どっちが正解ってわけじゃなくて、自分のタイプ次第なんだよね。
大企業に向いているのは、
- 安定や福利厚生を重視している
- 大勢の出世競争で勝ち抜きたい
- ブランドや肩書きに価値を感じる
という、会社という大きな仕組みの中で、安定して自分の役割を果たしたい人です。
決まったレールの上で着実にキャリアを積みたい人にとって、大企業の分業体制や福利厚生は大きな武器になります。
また、大企業に勤めていることで自己肯定感が上がるという人も向いているといえます。
一方で、大企業にに向いていないのは
- 給与だけでなくやりがいを求めている
- 仕事の幅を増やしたい
- 自分の事業や起業に興味がある
という、会社の大きさにこだわらず、自分の仕事で物事を変えたいと思っている人です。
大企業はシステムや制度が古いまま変わらないことも多く、変化のスピードを求める人にはもどかしく感じられます。
一方の中小企業は自分の提案が通りやすく、やりがいを感じやすいのもメリットです。
とはいえ、「小さい会社はやめとけ」と言われることも少なくありません。
そのことについて掘り下げた記事を載せておきますので、気になる方はご覧ください。
大企業を辞めようか迷った際の対処法

ここまで読んで、「自分も動いてみようかな」と思った人もいるはずです。
その人はぜひ、転職に関する情報収集を始めてください。

いきなり退職を決めなくても大丈夫。まずは情報収集からでOK!
いきなり退職を決断する必要はありません。
その前に、転職サイトや転職エージェントを利用して下記の点をチェックします。
私自身、実際に相談したことで「思ったより選択肢がある」と気づけたことが、最初の一歩になりました。
相談した上で、自分は市場平均よりも恵まれた環境にいると感じたら、転職しない決断をすればいいんです。
逆に、自分は市場よりも安く買い叩かれていると感じたら、具体的に転職エージェントと転職活動を進めてみましょう。
▼ おすすめの転職エージェント
| 🥇 1位 サラリーパンダのイチオシ! |
🥈 2位 | 🥉 3位 | |
| エージェント名 | リクルートエージェント
|
マイナビジョブ20's
|
type転職エージェント |
| 対象 | 全年齢対象 | 20代 第二新卒 既卒向け |
20〜30代 首都圏中心 |
| おすすめポイント | ・圧倒的な求人数 ・豊富な支援実績 |
・未経験OK求人75% ・初めての転職に対する サポートが手厚い |
・年収アップ実績が豊富 ・面接対策が手厚い |
| 向いている人 | ・求人数は多い方がいい ・ハイクラスも狙いたい |
・20代の人 ・転職の進め方を知りたい |
・首都圏で働きたい ・年収を上げたい |
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よくある質問
大企業を辞めたら年収は下がりますか?
必ず下がるわけではありません。
統計上、企業規模が小さくなるほど平均給与は下がる傾向にありますが、個人の成果や転職先次第で年収が上がるケースも多くあります。
私自身は、転職によって年収が上がりました。
「辞めるのはもったいない」と言われます…
「もったいない」は、あくまで周りから見た評価にすぎません。
- 肩書きや安定を失うこと
- 自分がこれからどう働きたいか
は、別の話です。
周りの声に惑わされそうなときの考え方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
大企業から中小企業に転職できますか?
余裕で可能です。
むしろ大企業での経験は、仕組みやマネジメントの型を知っているという意味で強みになることもあります。
自分の経験がどう評価されるかは、転職エージェントに相談すると客観的に把握できます。
転職するか、どれくらい考えるべきですか?
今すぐ決める必要はないため、まずは転職エージェントや周りの中小企業に勤める人といった「第三者の意見」を聞いてみることをおすすめします。
まずは情報収集として、今の市場価値や求人の傾向を知ることから始めてみましょう。
知った上で「今の会社に残る」という選択をするのも、立派な決断です。
まとめ:仕事に何を求めるかが大切
この記事のポイントをまとめます。
大企業を辞めてよかったのは、
一方で、大企業を辞めて失ったものは、
でした。
大企業に向いている人・向いていない人がいるのも事実です。
自分が仕事に何を求めるか確認しておくことを確認した上で、辞めようか迷う場合は転職エージェントを使って情報収集するところから始めましょう。







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